【簡単】折り紙の収納〜子どもが片付けを身に付ける方法〜

 折り紙で色々なものが作れる楽しさを感じ始めた子どもの姿を見ると、とことん応援してあげたくなりますね。 

 幼稚園、保育園で教えてもらった折り方を見せてくれたり、おりがみの本を見て自分で作ってみたりと夢中で楽しんでいらっしゃることと思います。

 そして、存分に楽しんだ後、「作った作品どうする?頑張って作ったから置いておきたい」とは思いつつ収納スペースの確保に悩んだり、楽しんだ後のお片づけまで、子どもができたらいいなと思われていたりするご家庭もあるのではないでしょうか。

 

 この記事では

・折り紙の収納〜完成品〜

  残しておきたいもの

  手元に置いておく必要のないもの

・子どもが片付けを身につける方法〜使う・戻すをセットにする〜

  仕分け作業を覚える

  子どもが扱いやすいことを1番に考える

  やりたくない時は親も一緒に片付ける

・折り紙の収納アイテム【簡単に作れる】

・まとめ

についてご紹介したいと思います。

 

※こちらの本を参考に、収納を考えてみました。

 

我が家も現在、4歳の娘が折り紙に夢中で日々作り続けています。

ひとつできると嬉しくてもう一度!と楽しんでいます。

始めは本を見ながら一緒に挑戦しますが、次は自分で!とやってみたり、本の説明の見方がわかり始めてからは作るから見ててねと言えるようにもなってきたりしています。

ただ、やはり収納、整理整頓を心がけないと、作品が散らかるばかりです。一生懸命頑張って作れたことを振り返る機会が欲しいと思い、頑張りを目に見える形に収納したいと考えました。

 

 

折り紙の収納〜完成品〜

小型のL版フォトアルバム(我が家は見開き4枚分です)を使用します。

残したいもの、必要なもの

子どもが自分で残したい作品を入れます。小さいものだと1枚分スペースに2つ入れることができ、大きいものだと1つだけ入れられると大小の比較を自分で出来、どこに入れようか考える作業も楽しいようです。

手元に置いておく必要のないもの

収納容量はアルバム1冊分と決めているので、それ以上増えることはなく、いっぱいになったら、取り出してお友達や祖父母にプレゼントするも良し、画用紙に貼って、周りに絵を書き、ひとつの絵にすることも良しです。絵として完成したものは写真に撮り、現像して写真のみ残します。

 

子どもが片付けを身につける方法

 仕分け作業を覚える

上記のように必要なもの、不要なものを仕分ける作業はこれからの成長に必要な力です。遊びの中で身に付けることが出来、当たり前のこととして習慣化できると小学校以降のプリント等の仕分けがスムーズにできるようになります。

 この作業は子どもが理解するようになるまで、繰り返しこちらが声かけをします。「作品いっぱいになったね。アルバム入れるところないけど、どうしよう?」と相談を持ちかけます。(娘は、いっぱいになっていることを時々スルーします。重ねて入れたり、入れることを諦めたり、、、)出来る日もあるので、まだまだ道のりは長いですが、伸びしろを信じます。

 子どもが扱いやすい事を1番に考える

 コンパクトなフォトアルバムは子どもの手でも扱いやすいです。持ち運びができ、絵本棚に一緒に入れることが出来ます。遊んでいる机に置くことも出来ます。一旦遊びを中断したい時、ひとまずアルバムに挟み、閉じて机の隅に置いておく、これだけでも遊びの区切りとして片付けが出来ます。机に余裕があることで次の遊びが出来、邪魔に感じたら片付けに向かいます。

 子どもの遊びに必要なものは、ビーズやハサミ等の危険物でない限り、子どもの手が届くところに収納しています。自分で遊びを選んで、一人時間を満喫することも出来る様になってきました。

 やりたくない時は一緒に片付ける

やりたくない時の方が圧倒的に多いのが現実で、、、生まれてまだ4年、されど4年、出来ることは少しずつでも自分の力になるようにと、一緒に片付けています。親の片付ける姿を横目に見ているからか、気分が乗っている時は、片付けの分担まですることもあります。

片付け競争として、どちらが多く片付けらるか、時計の針が〇〇までに出来るか等、勢いで片付けることが多いです。テンポの良いBGMを流すこともあります。

 

 

折り紙の収納ファイル【簡単に作れる】

折り紙を買ったままの袋に入れておくと、必要以上の枚数や、使いたい色をすぐに出せずに、作り始める前から心が折れてしまいます。(まだまだ情緒不安定な4歳です、、、笑)

購入時点全て出し、色ごとにファイルに入れておくと必要な時に取り出しやすいです。

材料

 100均のクリアファイルポケット(B5またはA5サイズ)、牛乳パック、リボン(太めだとしっかり結べます)、好きな絵柄の包装紙

作り方

 ①折り紙を色ごとに仕分けする

 ②1色ずつクリアファイルポケットに入れる

 ③牛乳パックで表台紙と裏台紙を作る(パック2枚重ねで強度増します)

 ④③を好みの包装紙等で包む(子どもの折り紙作品、絵を書いても愛着湧きます)

 ⑤リボンでまとめる(表紙、折り紙各色、裏表紙の順に閉じる)

 

※ファイルの上の部分は空いています、ジッパー付きのものも販売されていますが、チャックの開閉という手間を省きました。その分、逆さまにすると中身が抜けます。

表紙のデザインで上下がわかると、逆さにもつ心配は減ります。

 

 今回は仕分け用ファイルのみ購入し、手作りファイルを作りました。100均にあるリングフォルダーを買うのもひとつの方法です。ただ、100円とは言え、お金を使うことに変わりはありません。自宅にあるもの(資源を再利用すること)で、ほんの少しの工夫を足すだけで、買わなくても作れることを知らせる機会になりました。子どもが好きな色のリボン、好きな絵柄、親子で一緒に相談しながら作る、その時間を楽しめたことで満足してくれたのか、毎日のように取り出して、不要な分は片付けてを繰り返しています。

 

まとめ

 フォトアルバムや、クリアファイルを使い、折り紙の作品を簡単に収納する方法を考えました。生きていく上で必要な片付けの第一歩として【使う・戻すをセットにする】、【仕分け作業をする】を習慣化していきたいと思います。

ご参考になりましたら嬉しいです。